fudousan-kouryaku様

COLUMN業績アップノウハウ

買い時を伝えない営業は売れない(5/5)


買い客への営業手法

 

 

契約率が高い不動産会社と低い不動産会社の買い時の伝え方の違い

>>買い時を伝えない営業は売れない(1/5)

 

住宅の買い時の伝え方6つのポイント

金利

>>買い時を伝えない営業は売れない(2/5)

 

税制優遇と支援策

住宅建築原価

>>買い時を伝えない営業は売れない(3/5)

 

家賃の支払い

>>買い時を伝えない営業は売れない(4/5)

 

年齢

 

前回の「家賃の支払い」とは別の視点で今が買い時であることをお客様にお伝えします。

 

定年時の住宅ローンの残債についてお客様にご理解いただくようにして下さい。

 

 

お客様に定年時の住宅ローンの残債についてご理解いただくための質問は、
「仮に今ご購入する場合と10年後ご購入する場合では、お客様が65歳になられた時にどのような違いがあると思われますか?」

 

 

<今購入する場合と10年後に購入する場合の比較>

(1)今購入する場合
お客様のご年齢:30歳
物件価格:3000万円
頭金:250万円
ローン返済期間:35年
金利:1.5%
固定資産税・維持費 15万円/年
住居費用総額4301万円
65歳時点のローン残債0円

 

 

(2)10年後に購入する場合

お客様のご年齢:30歳
10年間の家賃:960万円(月8万円×12ヶ月×10年)
物件価格:3000万円
頭金:250万円
ローン返済期間:35年
金利:1.5%
固定資産税・維持費 15万円/年
住居費用総額4746万円(内訳:自己資金250万円+ローン返済額3536万円+家賃960万円)
65歳時点のローン残債909万円

 

 

以上のようにシミュレーションを実施して、

 

・定年時に「909万円」も住宅ローンが残ってしまうことと
・30代の10年間を住宅を購入した場合よりも劣る可能性のある賃貸の間取り・広さ・設備仕様で生活すること

 

をお客様にご理解いただいた上で、今ご購入いただくほうが良いことをご理解いただけるようにして下さい.

 

 

 

団体信用生命保険

 

住宅ローンに保険がつくことをお客様に説明して下さい。

 

団体信用生命保険とは、債務者が死亡・高度障害の時に住宅ローンが完済される保険のことです。

 

 

お客様には、団体信用生命保険がつくことによって、

 

・現在加入している保険料の見直しを実施して安くできること
・債務者に万が一のことが合った場合、残されたご家族にローン返済がない住宅を残せること

 

つまり、残されたご家族の住居費用という大きな支出に対する保険になることをお伝えするようにして下さい。

 

さいごに

契約率の高い不動産会社と契約率の低い不動産会社では買い時の伝え方が違うということをお伝えいたしました。

“今が買い時“のトークは各営業マンに任せてはいけません。

お客様の課題を解決できるように、会社が責任を持って全営業マンが“今が買い時”のアプローチブック・トークスクリプトを準備する必要があります。

ZitzGenのクライアントでも今が買い時のアプローチブックやトークスクリプトは現場で落とし込んでしっかりとご活用していただいております。お客様に余程の明確な理由がない限り、ほぼ100%先延ばしをされることはありません。

お客様にとって、不動産は一生に一度の買い物なので本当に今買うべきなのかどうか不安を感じております。

明確な理由がないけれど不安だからなんとなく先延ばしにしてしまうお客様の課題を解決して、背中を押せる不動産会社になりましょう。

売上アップ/利益改善お困りの方
ご希望のものを選択し、問い合わせフォームにお進みください。後日コンサルタントよりご連絡いたします。

簡単1分! 無料会員登録

PAGETOP