買い時を伝えない営業は売れない(4/5)
契約率が高い不動産会社と低い不動産会社の買い時の伝え方の違い
住宅の買い時の伝え方6つのポイント
金利
税制優遇と支援策
住宅建築原価
家賃の支払い
賃貸に住み続ける場合と住宅を購入した場合は実際のところ費用面でどのくらい差があるかに興味を持っていただくことが重要になります。
その上で、
<質問>
①賃貸に住み続ける場合と住宅購をした場合、生涯でどのくらい費用が違うかご存知でしょうか?
②住宅は、今購入した方がいいのか、頭金が貯まってからの方がいいのか、いつ頃購入するのが良いかも大事ですよね?
この2つの質問が“今が買い時”であることをお客様にご理解いただくための入り口になります。
<お客様の状態>
①‘賃貸に住み続ける場合と住宅を購入した場合の生涯で支払う費用を具体的な金額で把握できていない。
②‘住宅は、今購入した方がいいのか、頭金が貯まってからの方がいいのかがわかっていない。
<お客様のあるべき姿>
①‘’賃貸物件に住み続けると、生涯支払う金額が持ち家よりも上回ることを理解していただいている。
②‘’お客様の家賃支払額、賃貸居住年数、住宅ローン金利などから算出して、家賃を払いながら、頭金を貯めるのは無駄があることを理解していただいている。
お客様に“今が買い時”であることをご理解いただくために、実施するシミュレーションは下記の2つです。
・ずっと賃貸生活の場合と住宅購入の費用比較
・今、購入する場合と将来、購入する場合の費用比較
<ずっと賃貸生活の場合と住宅購入の費用比較>
(1)家族構成の変化に伴う家賃と駐車場の費用の合計を算出します。
30歳~35歳: 月8万円 2LDK:お子様が小さい場合
36歳~60歳: 月10万円 3LDK:お子様の成長に合わせて引っ越す場合
61歳~80歳: 月8万円 2LDK:お子様が進学や就職で家を出られた場合
家賃の合計5496万円
(2)住宅ローンの総返済額を算出します。
物件価格:3000万円
頭金:250万円
ローン返済期間:35年
金利:1.5%
固定資産税・維持費 15万円/年
住居費用総額4301万円
(1)家賃の合計5496万円 ― (2)住居費用総額4301万円 = 1195万円
住宅を購入したほうが1195万円安くなります。
<今、購入する場合と将来、購入する場合の費用比較>
(1)今購入する場合
年齢:30歳
物件価格:3000万円
現在の自己資金:250万円
ローン返済期間:35年
ローン金利:1.5%
結果:住居費用総額3786万円(内訳:自己資金250万円+ローン返済額3536万円)
(2)将来購入する場合
何年後に購入:5年後
自己資金の積立金:5万円/月
購入までの家賃(共益費込)+駐車場:8万円/月
ローン返済期間:35年
ローン金利:1.5%
結果:住居費用総額4181万円(内訳:自己資金550万円+ローン返済額3151万円+家賃480万円)
(2)4181万円 ― (1)3786万円 = 395万円
今購入するほうが395万円安くなります。
以上のように
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