【不動産売買仲介会社】未完成物件の販売方法(2/4)
コロナ禍で業績の良い不動産会社の特徴とは
未完成建売販売の重要性
本コラムでは、コロナ禍でも業績の良い不動産会社の特徴とその手法について
「未完成建売の販売方法」というテーマで全4本の2本目になります。
」と についてお伝えします。
未完成建売を販売することの重要性は、
から説明することができます。
(1) 市場に完成物件が
(2) 未完成物件は完成物件よりも
そのため、未完成建売の販売手法を仕組み化すれば業績向上に直結すると言えます。
1つずつ具体的に説明します。
(1)市場に完成物件が少ないが、住宅購入のニーズが高い
昨年のコロナショックの影響で、ビルダーの仕入件数が減少しており、2021年2月現在の完成在庫数が少ない状態です。
そのため、不動産ポータルサイトにも完成している新築建売の掲載物件数が昨年よりも少なくなっています。
また、緊急事態宣言の影響で、自宅待機をする方が増えたため、賃貸住宅に対する不満(隣の声や生活音、間取り、住宅設備)と不満を解消するために住宅を探すための時間ができたことで、住宅購入のニーズが非常に高まっております。
(2)未完成物件は完成物件よりも競合となる不動産会社が少ない
2つの理由で競合となる不動産会社が少ないと言えます。
1つ目は「集客」についてです。
エリアによって異なりますが、パワービルダーの新築建売は未完成の状態だと、不動産ポータルサイトに掲載する許可を売主から得ることができない場合が多いです。しかし、未完成建売はチラシへの掲載許諾を得ることが可能な場合がほとんどです。
2つ目は「営業」についてです。
不動産売買仲介会社の営業マンが未完成建売を売ることに苦手意識を持っていたり、
建売の営業フローが現地集合現地解散にしてしまっているケースが往々にしてあります。
※営業手法については、3本目でお伝えします。
上記2点から未完成建売の販売を攻略すると、不動産会社の業績が向上すると言うことができます。
未完成建売の集客手法についてですが、
専任で販売を任せられている不動産会社は、不動産ポータルサイトに掲載が可能である場合、
エリアによっては未完成の状態でも、不動産ポータルサイトに可能である場合がありますので、
今回は未完成建売のポータルサイトでの集客については詳しくお伝えしません。
不動産ポータルサイトの集客方法については、下記のコラムをご確認ください。
>>不動産ポータルサイトで反響単価1.5万円を実現(1/2)
今回は未完成建売を販売するためのチラシについてお伝えします。
チラシの主なポイントは、以下の3つです。
✔ 低年収層~購入可能であることを訴求すべく、
✔ 家賃との比較検討を促すべく、
✔ 出口が「見学予約」であることを明確にし、
こちらのポイントを抑えたチラシで、
の賃貸ポスティングで
に繋がった結果も出ております。
次のコラムでは「未完成建売の販売方法」の「
」についてお伝えします。
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