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COLUMN業績アップノウハウ

訪問査定から70%受託する方法(4/5)


売り客への営業手法

 

 

訪問査定を成功させるポイント

>>訪問査定から70%受託する方法(1/5)

自社販売力の訴求

>>訪問査定から70%受託する方法(2/5)

>>訪問査定から70%受託する方法(3/5)

 

販売計画の作成

 

売主の皆様に共通することが、自分の不動産を高く売却したいという思いがあるということです。

 

 

この自分の不動産を高く売却したいという売主様のお気持ちになった時に、どのような不動産会社に売却を任せていただけるでしょうか。

 

 

それは、高い金額で売主様の不動産の販売価格を提示する不動産会社に売主様は任せたいと考えます。

 

 

それでは、受託率を高めるためには、売主様の言う通りの販売価格で受託すればいいのかと言いますとそうではありません。

 

 

売主様のご希望の金額で受託することは、売主様のご要望を必ず満たす良いやり方とは言えません。

 

 

なぜなら、受託ができても売却できなければ売主様のご希望に反することになるからです。

 

 

それでは、最初から確実に売れる価格で受託を行って、売主様のご希望金額は考慮しないことが良いのでしょうか。

 

 

不動産には相場価格はありますが定価は存在しません。

 

 

不動産は相対取引(あいたいとりひき)なので、売主様と買主様が合意されれば相場からズレた価格でも買主様にご契約いただけるケースもあります。

 

 

このように必ず売主様のご希望金額では売れないということはないのですが、売却するまでの期間が長くなったり、売却するにはどこかの段階で値下げをする必要性が出てきます。

 

 

売主様から大切な不動産をお預かりして、売却するのにどのくらいの期間を要するのか、本当に売却ができるのかがわからない状態では、売却依頼した不動産会社に不信感を持たれてしまったり、他の不動産会社に任せたほうがいいのではないかと売主様を不安にさせてしまいます。

 

 

そうならないためにも、売主様のご希望を考慮した販売計画を訪問査定時に作成することがポイントになります。

 

 

販売計画では具体的に日程と価格を決めて売主様に同意を得るようにします。

 

・希望価格 6ヶ月以内での成約目安 (相場の15%までが目安)
・査定価格 3ヶ月以内での成約目安 (相場価格)
・推奨価格 2ヶ月以内での成約目安 (相場価格から諸費用・リフォーム費用考慮)

 

この販売計画では、売主様のご希望金額に沿いながらも、最終的にいつまでに売却をする予定で販売活動をするのかを決めます。

 

訪問査定時に販売計画書に

希望金額 1150万円(1月1日~1月31日)
査定金額 1000万円(2月1日~2月28日)
推奨金額 850万円(3月1日~3月31日)

 

のように具体的な金額と日程を記載をして、書面に残しておくと、売主様に再度訪問して価格交渉をする必要がなくなります。

 

売主様の高く売りたいというご要望も汲み取りながら、最終的に売主様の不動産を売却するという両方のニーズに対応するには販売計画書を作成して売主様に同意を得ることが必須になります。


>>訪問査定から70%受託する方法(5/5)

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