【土地】平均粗利単価をプラス75万円上げる提案方法(4/4)
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平均粗利単価が低い会社と高い会社の違いとは
【土地】 平均粗利単価をプラス75万円上げる提案方法(1/4)
平均粗利単価を上げる重要性
【土地】 平均粗利単価をプラス75万円上げる提案方法(2/4)
建築紹介3つのポイント
紹介できる工務店の開拓
土地反響から建築紹介をする方法
【土地】 平均粗利単価をプラス75万円上げる提案方法(3/4)
新築一戸建反響から建築紹介をする方法
土地の反響に対して建築紹介をするのではなく、新築一戸建としてポータルサイトに掲載して建築紹介をする方法をご紹介致します。
自社で建物を建てることなく、新築一戸建反響から建築紹介する方法は下記6つのステップで進めることができます。
①専任媒介契約の取得
新築一戸建として掲載するためには、「建築条件」と「建築確認申請」の2つが必須となります。
そのためには、自社の土地か売主様と専任媒介契約を結んだ土地のどちらかが必要となります。
ため、建築条件を付けることができるように売主様に交渉をする必要があります。
②売主様に建築条件を付ける交渉の実施
建築条件を付けることによる売主様のメリットとデメリットを把握して、
します。売主様のメリットとデメリットは以下のとおりです。
<メリット>
・建築条件を付けて、建築確認申請を出すことによって売れやすくなる
・建築条件を付ける代わりに、売主様から仲介手数料をいただかない
<デメリット>
・既に工務店が決まっているお客さまはご購入いただけない
このようにメリットがデメリットを上回るように売主様にお伝えすることがポイントになります。
③建築確認申請の取得
必要があります。
販売金額(土地と建物の合計金額)は、設計前に決めておきましょう。
売れる金額から逆算して商品づくりをしておくことがポイントになります。
④販売代理(提携)として新築一戸建をポータルサイトに掲載
パースと工務店の施工例をポータルサイトに掲載して、ポータルサイト閲覧者に建物の完成イメージを持っていただいて反響を取得します。
その際、
と記載しましょう。
⑤来店誘導
来店誘導をして、ヒアリングシートによるヒアリングと資金計画を作成して、反響の合った物件を工務店の資料で説明を行い、工務店がモデルハウスを持っている場合はモデルハウスに案内をしましょう。
⑥売買契約(建物は工務店と請負契約)
土地の売買契約が決まるまでお客さまとの打ち合わせに工務店の担当者と同席しましょう。
売買契約の締結後、建物の打ち合わせは工務店担当者に実施していただきます。
最後に
ZitzGenのクライアントの不動産会社は「平均粗利単価をプラス75万円上げる提案方法」を実施して、実際に土地の平均粗利単価が75万円以上向上した事例がございます。
本記事では、「土地の仲介時に建築紹介をする」という手法で平均粗利単価を上げる方法をご紹介させていただきました。
他にも、
「媒介取得件数を増やし、両手取引を増やす」
「中古住宅の仲介時にリノベーション工事を付与する」
「新築仲介時にオプション工事を付与する」
という方法もございます。
特に仲介できる新築物件や中古物件が少ない場合は、土地仲介時に建築紹介をして平均粗利単価を上げることによって、仲介手数料だけでは達成が難しい粗利目標を達成することも可能になります。
縮小していく不動産売買市場でも生き残る不動産会社になるために、本記事で紹介した内容をご活用していただき、業績向上に貢献できれば幸いです。
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