不動産会社がポータルサイトで集客を成功させるためすべき3つのこと(2/2)
目次
ポータルサイトで集客ができている会社とできていない会社
ポータルサイトで集客を成功させる3つのポイント
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分業化
業務内容を洗い出す
分業を進めるには、まずポータルサイト運用の業務を洗い出すことから始めます。
具体的な業務内容を、ポータルサイトの掲載指示から日々の更新業務まで全てを洗い出すことによって、ポータルサイト運用の精度が向上するので、集客数の増減に影響を及ぼします。
業務を分ける
業務の分け方の軸は、「専門知識がないとできない業務」と「やり方がわかれば誰がやっても同じ結果になる業務」とします。
洗い出した業務を軸に照らし合わせると、「掲載指示」、「写真撮影」、「物件登録・更新」の3つに分けられます。
専任制
分業した業務に専任担当者を設ける
3つの分業した業務で「写真撮影」、「物件登録・更新」に専任担当者を設けます。
専任担当者を設けることによって、“各業務の習熟度の向上“と(他の業務が忙しかったのでできていないなどの)”業務の期日遅れや未完遂のリスク軽減“になります。
また、
になります。
各担当者の適性を把握する
分業した3つの業務の適性は以下の通りです。
・掲載指示業務
= どの物件をポータルサイトに掲載すれば反響が出やすいかを判断できる能力がある(社員が兼任)
・写真撮影業務
= 普通自動車免許を持っており、カメラ・PCの操作をする能力がある(パート・アルバイト)
・物件登録更新業務
= PCの操作をする能力がある(パート・アルバイト)
上記の通り、
になってきます。
パート・アルバイトでも「写真撮影」、「物件登録更新」をできるようにするためには、マニュアル化が必要になります。
マニュアル化
写真撮影
ポータルサイトで集客を行うためには、良い写真を掲載することが重要となるため、良い写真を撮影するために実施することをマニュアル化します。
写真撮影マニュアルで必要な項目は以下になります。
<写真撮影マニュアル項目>
1.持参物
2.事前準備
3.物件確認
4.現場注意事項
5.外観・内観アングル
6.撮影後の処理
7.データ引き継ぎ
物件登録・更新
良い写真を撮影しても、物件の登録方法が不完全な状態であったり、更新がされていない状態だと集客が期待できない。反響が期待できる物件掲載の方法や更新ルールをマニュアル化する。
物件登録・更新マニュアルで必要な項目は以下になります。
<物件登録・更新マニュアル項目>
1.写真加工
2.物件概要入力
3.写真登録
4.写真コメント入力
5.検索一覧キャッチ
6.スタッフPR
7.住宅ローン情報
8.イベント・プレゼント・パンフレット情報
さいごに
お客様が不動産を探す方法として不動産ポータルサイトを活用することが多くなりました。
また、お客様の不動産ポータルサイトの活用方法も時代とともに変化をしています。
一昔前は、掲載物件の情報が欲しいから不動産会社に資料請求や問い合せをしていましたが、現在は、半数以上のお客様がポータルサイトでより詳細な物件情報を取得して、物件見学をするための最後の確認として資料請求や問い合わせをしています。
ともすると、不動産会社は不動産ポータルサイト上で他の不動産会社より詳細な物件情報を掲載し続けないと、集客数は下がる一方でしょう。
業界を見渡してみると、不動産ポータルサイトを十分に活用しきれていない会社が多いです。
不動産ポータルサイト上でお客様に選ばれる会社になるように運用の精度を向上させていきましょう。
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