【不動産売買仲介会社】訪問査定時の受託率の上げ方(2/4)
媒介契約が取れない営業と取れる営業の違い
媒介契約が取れる会社が訪問査定時に用意するツール
この記事をお読みの方は売買仲介業を営み、一括査定ポータルサイトで反響は取れているが、媒介契約が増えていない方が多いかと思います。
ZitzGen はこれまで 100 名以上の不動産売買仲介会社の経営者・管理職・営業担当の皆様とお話してきました。
その中で、安定して媒介契約を取れていない会社と取れている会社の違いが明確になってきました。
前章でご紹介しました、「媒介契約が取れる会社」の特徴
① 営業時に適切な営業ツールを使用している
② 売主が納得できる査定価格の出し方が出来ている
③ 他者との違いが明確に示せている
上記の①「営業時に適切な営業ツールを使用している」である営業ツールについてご紹介いたします。
・アプローチブック
多くの不動産営業マンは口頭で訪問査定を行います。
ほとんどの顧客にとって、不動産を売却する経験は初めてのものです。
そのため不安な状態で訪問査定を受けるので、
ために使用します。
また、アプローチブックは
ためにも活用できます。→詳細に関しては次章でご紹介いたします。
・エリア販売事例
基本的に売主は「高く売りたい」と考えています。
しかし仲介業者としては高く預かってしまうと、中々売れず滞留することになります。
そのため、
です。その際に使用するのが、
です。
査定物件エリアで過去に同様の物件が「何円」で売れたのかをお伝えし、相場観を先に認識してもらいます。
販売事例を伝えた後に希望価格を聞くことで、
・媒介業務報告書
一般的な不動産会社で使用する「媒介業務報告書」は A4一枚で終わるものが多いかと思います。
あくまで義務だから報告している会社も多いでしょう。
しかし、
訪問査定時→厚いフォロー、報告をすることをアピールすることで他社との差別化
受託後→反響数、面談履歴、今後の販売計画を説明し価格の調整が可能
・販売計画書
主に、受託価格の調整や販売期間によって値下げする必要があることを示唆できます。
「言い値で預かります!」なんて営業では売却することは出来ません。
です。
また、どのような状況になっても売却しきるという意思を売主に伝えることもできるので、他社との差別化にもつながります。
次章は「アプローチブック」の詳細内容についてご説明致します。
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