一括査定ポータルサイトから訪問査定数を最大化する方法とは(1/3)
一括査定ポータルサイトから訪問査定に繋げられている不動産会社の特徴
この記事をお読みの方は、イエウール、HOME4U、RE-Guide(リガイド)、リビンマッチ、イエイなどの一括査定ポータルサイトから訪問査定を行うことに課題のある不動産会社の経営幹部の方か営業担当の方でしょう。
ZitzGenはこれまで100名以上の不動産売買仲介会社の経営者・管理職・営業担当の皆様とお話してきました。
そこで、訪問査定に繋げられている会社と繋げられていない会社の違いがはっきりとわかりました。
特に一括査定ポータルサイトの反響からの訪問査定率は会社ごとに大きく異なります。
なぜこのようなことが起こるのかを説明致します。
一括査定ポータルサイトとは、文字通り複数の不動産会社に対して、物件を売ることを検討されている売主様が一括で査定申込みをするサイトになります。
一括で査定申込みをするということは、複数の不動産会社に対して同時に売却依頼の通知が来ることになります。
そうすると、
。
多くの不動産会社では、一括査定ポータルサイトの反響に対してすぐに連絡ができていません。
また、一度電話をして繋がらなかったら諦めたり、繋がっても売却の意思がまだ固まっていない売主様に対しての追客活動を早い段階で辞めてしまうケースが見られます。
一括査定ポータルサイトから訪問査定に繋げて受託までできている不動産会社は、競合他社よりも早く売主様に連絡をして、一度電話をして繋がらなかった場合でも複数の連絡手段で連絡をして追客活動を行います。
そして、売却の意思がまだ固まっていない売主様も継続的にアプローチし続けられる不動産会社は一括査定ポータルサイトを有効に活用できていると言えます。
訪問査定率を上げる3つのポイント
訪問査定率を上げるポイントは以下の3つです。
① 査定反響に即架電を行う
② 複数の連絡手段で追客をする
③ 3ヶ月以上経過名簿に追客をする
① 査定反響に即架電を行う
一括査定ポータルサイトの反響に対して1分以内に架電を行います。
反響はメールで送られてくるため、架電担当にメールの遅延がないようにメールアカウントを取得します。
② 複数の連絡手段で追客をする
TEL、SMS、Mailを使用して売主様と連絡が取れる確率が向上します。
会社の固定電話・携帯電話で連絡して繋がらなければそこで諦めてはいけません。
③ 3ヶ月以上経過名簿に追客をする
一括査定ポータルサイトの反響は“今売れる”状態の売主様ばかりではないですが、いつかは売りたいと考えているから査定を申し込んでいます。
反響が発生してから時間が経過しても追客活動を行うことが重要です。
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