初回接客時に使用するアプローチブック解説(4/4)
アプローチブック解説(後編)
アプローチブックは自社の営業ストーリーを新人でもすぐに紹介出来るようになるツールです。
1.自己紹介、会社紹介
2.自社の強み(他社との差別化)
3.物件購入までの流れ
4.失敗しないお部屋探しの方法
5.資金計画
6.事前審査誘導
7.次回アポイント(物件案内日)調整
上記1~7の流れで構築されており、
前回のコラムでは前編として1~4の内容をお伝えいたしました。
今回のコラムでは後編ということで、以下3点をお伝え致します。
資金計画
事前審査誘導
次回アポイント(物件案内日)調整
資金計画
初めに、月々の返済可能額から、おおよその予算を特定します。
不動産購入には資金計画が欠かせません。
しかし、資金についてヒアリングすることに苦手意識を持たれている方も多いでしょう。
「現在家賃」から借入可能額が把握できるので、
資金計画を始めるきっかけに使用します。
問い合わせ物件の金額との差異をどのように埋めていくのかを、
「両親からの援助」「貯蓄」「月々返済可能額」で調整し、資金計画を行います。
事前審査誘導
年収や⾃⼰資⾦が多くても、クレジットヒストリーの状態によっては、
ローン審査が下りない場合があるため、事前に確認します。
「事前審査をしていないと、実際の融資額やそもそも融資が通るかどうかがわからない状態なので、
実際に欲しい物件が出てきても買えない可能性がある」
「事前審査を通していないまま、物件探しをしてしまい、
欲しい物件が出てきたのに買えなくて悔しい想いをされているお客さまも数多く⾒てきた」
上記のことを伝えることで、「事前審査」の必要性を訴求し取得しやすくなります。
次回アポイント(物件案内日)調整
案内する物件を3~4件提示し、クロージング面談を踏まえたスケジュールを提示の上で、
アポイントメントを取得します。
重要なことは、「物件案内後に店舗に帰ってきて打合せを行う」ことです。
「物件のご案内後、弊社店舗に戻り、候補物件ご案内後の印象や、さらに理想に近づけるために
何が必要かをディスカッションさせていただきます。この流れを実施することで、お客さまの理想のお住まいの実現に近づきます。」
と伝えることで、
クロージングだけでなく、リフォーム提案、オプション提案を実施しやすくなります。
我々のクライアント企業ではアプローチブックを使用し、成約率を高く保たれております。
成約出来ている会社が何をしているのか。何を伝えているのか。
皆様の会社でも実践し、成約率の向上に役立てていただきたく思います。
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