儲け続けている不動産会社の業績管理方法(4/4)
業績管理表を運用する
業績管理において、大切なことは
✓各ビジネスプロセスの成長を具体的かつ精緻に計画し、現実的かつ安全な成長計画を立案すること
✓計画と実績を並べて管理することで、差額が生じた際に適切な振り返りと改善策が明確にできること
です。
不動産会社の経営の安全性を担保するために、
業績管理表を活用した会議体を設計して運用することが必須になります。
会議の目的は、
を合わせることです。会議の場で議題決定や議論をする会社が多くありますが、
それでは参加者の時間を無駄に奪ってしまうだけなので、
会議主催者があらかじめ議題を決め、仮説を用意してから臨む必要があります。
集合会議
✓事業部本部会議
✓事業部幹部会議
✓エリア幹部会議
✓店舗幹部会議
内容
✓計画進捗確認
✓不振費目の確認
✓不振費目の原因確認
✓不振費目に対する改善策の策定
業績管理表は、
に運用します。PDCAがうまく機能していれば、理論上、
はずです。
PDCAサイクル
P:月間目標を策定する・各個人の数値目標を策定する
D:目標を理解し、達成に向けて行動する
C:実績を踏まえ、不振箇所を特定する・不振要因を分析する
A:不振要因をつぶす改善策を立案し、適宜ツールやトークを可視化したうえで、行動を明確化する
さいごに
「業績管理をやってる」と言われることが多々あります。
しかし、大切なことは業績管理をやっているかどうかではなく、
なのです。
正しい業績管理をすることで、
✓自店の好不調がリアルタイムでわかる
✓個々の営業の成績がわかるため、個別に発破かけができる
✓手遅れが生じないため、最悪なシナリオが発生しなくなる
といったメリットがあります。
たかが業績管理、されど業績管理。
「儲け続けている不動産会社」は、特別な能力を持っているわけでなく、基本動作の精度が高いだけなのです。
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