土地仲介をドル箱化する仕組みとは(2/4)
成功しているビジネスモデル
今回は、「土地仲介をドル箱化する仕組みとは」について全4本に分けてお伝えさせていただく内の2本目になります。
前回のコラムでは、「不動産業界の動向」と「不動産会社の執るべき戦略」についてお伝えしました。前回のコラムでは、今後勝ち残る会社の特徴は以下の3点だとお伝えしました。
【勝ち残る会社】
1.売り物を自社で用意ができる
2.自社の媒体で集客ができる
3.付加価値をつけた営業ができる
1の「売り物を自社で用意ができる」については、
のコラムでお伝えしているので、詳しくはそちらをご参照ください。
2の「自社の媒体で集客ができる」については、、
のコラムでお伝えしているので、詳しくはそちらをご参照ください。
今回は3の
営業ができる。つまり、 をお伝えします。
なぜこの土地仲介に粗利付加する方法が利益を上げやすいのかは、「成功しているビジネスモデル」を見ると一目瞭然です。
その成功しているビジネスモデルとは、
になります。
SUUMOカウンターとは、リクルートが展開しているビジネスモデルです。
概要は以下のとおりです。
・ 住宅購入検討者に住宅の買い方と工務店を紹介
・ 工務店から紹介手数料として成功報酬として3%受領
・ 2019年時点で200店以上の店舗展開(直近5年で店舗数が5倍)
店舗数の伸びからも、顧客の「住宅の賢い買い方」と「工務店の紹介」のニーズが伸びていることがわかります。
この「住宅の賢い買い方」と「工務店の紹介」は、
建築紹介とは
建築紹介とは、不動産を売る”ついで”に、
工務店を紹介するだけで粗利が跳ね上がる商品になります。
建築紹介の概要は以下のとおりです。
1.不動産会社が工務店と業務提携をする
2.不動産会社が住宅購入検討客に対して工務店の紹介をする
3.住宅購入検討客が、紹介した工務店で成約すると、不動産会社に紹介手数料を工務店が支払う
各プレイヤーのメリットは以下のとおりです。
【お客様】
✓ 正しいおうちの買い方がわかる
✓ イメージどおりのおうちが建てられる
✓ しかも、サービス料は無料
✓ さらに、工務店を探す手間が省ける
【工務店】
✓ チャネル拡大による売上アップ
【不動産会社】
✓ 「ついで営業」で数十万円の粗利獲得
✓ お客さま満足度が上がる
次の3本目のコラムは、不動産会社が取り組むべき「建築紹介立ち上げステップ」についてお伝えします。
土地仲介をドル箱化する仕組みとは(3/4)
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