土地仲介をドル箱化する仕組みとは(1/4)
不動産業界の動向
今回は、「土地仲介をドル箱化する仕組みとは」について全4本に分けてお伝えさせていただきます。
不動産業界は、今、物件在庫が枯渇していることをご存知でしょうか?
により、不動産業界はこの1年で大きく変わっています。
不動産業界の大きな変化としては次の2点になります。
(ⅰ)ビルダーの新築建売の完成物件が”半減”
(ⅱ)ポータルサイトの反響数が”過去最高レベル”
※ZitzGen主要クライアント調査結果
このことからわかることは、住宅に対する需要は非常に大きいですが、物件在庫数が少ないため、
は減少しているということになります。
また、物件在庫数が少ないため、ポータルサイトへの同じ物件の重複掲載も過去最高レベルになっており、
ですが、不動産売買会社1社あたりの反響数は減少している状態です。
この大きな変化により、不動産売買会社は注力するポイントを大きく変える必要があります。
不動産会社の執るべき戦略
ビルダーの新築建売を含めて物件在庫が少なくなっている不動産業界でも業績が良い不動産会社の特徴は、
ことです。
業界の変化によって、沈む会社と勝ち残る会社の特徴は以下のとおりです。
【沈む会社】
✓ 売り物を自社で用意ができない
✓ 集客をポータルサイトに依存している
✓ 営業活動がお客様と物件のマッチングになっている
【勝ち残る会社】
✓ 売り物を自社で用意ができる
✓ 自社の媒体で集客ができる
✓ 付加価値をつけた営業ができる
この1年で不動産業界は大きく変わりました。
従来通りのやり方で業績を上げることが今後は難しくなっています。
そこでこれから“勝ち残る会社”になるためには、
自社で売り物を用意できるようにならなければなりません。
つまり、自社で預かり物件を安定して確保できる不動産会社が勝ち残ることができるようになります。
しかし、自社で預かり物件を増やしていくと、中古と土地の割合が増えていきますので、新築仲介よりも仲介手数料は下がってしまいます。
しかし、自社で預かり物件を増やしていくと、
仲介手数料が低い商品を営業は売りたいとは思いにくいので、
が重要になります。
今回は、土地仲介を儲かる商品に仕立てる方法に焦点を当ててお伝えします。
次の2本目のコラムは、不動産会社が取り組むべき「成功しているビジネスモデル」についてお伝えします。
土地仲介をドル箱化する仕組みとは(2/4)
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